白川情報館

白川流域 水防災・水環境フォトラリー (下流域:熊本市編)

   権左刎(ごんじゃばね)
         (熊本市西区 祗園橋際右岸 Pなし・トイレなし)

  
 1881(明治(めいじ)41)(ねん)の『郡村誌(ぐんそんし)』によると、「白川堤(しらかわづつみ)」として「白川ニ沿ヒ村ノ北熊本区界ヨリ南蓮台寺村界ニ至ル長十四丁十四間」あったことが(しる)されています。(1(ちょう)=108mなので、1537mの堤防(ていぼう)があったことになる。)
 市電(しでん)祗園橋(ぎおんばし)電停付近(でんていふきん)白川右岸側(しらかわうがんがわ)には、加藤清正公(かとうきよまさこう)(きず)いたとされる権左刎(ごんじゃばね)があります。近年(きんねん)河川護岸工事(かせんごがんこうじ)()えなくなってしまいましたが、清正公(きよまさこう)石刎(いしばね)と、国土交通省(こくどこうつうしょう)(きず)いた石刎(いしばね)とが新旧(しんきゅう)(あい)まって水流(すいりゅう)をやわらげています。
 この堤防(ていぼう)は、さらに下流(かりゅう)へと(つづ)き、白川(しらかわ)坪井川(つぼいがわ)分流(ぶんりゅう)した『石塘(いしども)』へとつながります。


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