荒れ地や河川敷に多く自生しています。
草丈は1~2mにも成長します。
淡い紫色の花を咲かせます。花期は、8~9月とされていますが、4月~12月までばらつきがあります。
多年草です。
南アメリカ原産の帰化種です。1957年ごろから定着がみたれ、川の土手などで多くみられます。1996年以降、全国の123河川の調査から74河川での定着が確認されています。白川の河川敷でもかなり広く生育しています。
セイタカアワダチソウなどと同じで、河川の在来種の植物の生育を妨げるのではないかと、問題視されていますが、外来生物法では『特定外来生物』や『要注意外来生物』には指定されていません。
アレチハナガサの花言葉は、「心奪われる」「芯が強い」だそうです。
すごくたくましいなあと感じるのと同時に、日本に昔から生息していた植物との関係は大丈夫か心配になりますね。
※在来種…ある地方の風土に適し、長年栽培されたり自生したりしている生物
※外来種…人の手などによって外部、特に海外から日本国内に持ち込まれたり、荷物に混じって偶然にはいりこんだりした種。
※帰化種…外来種のうち、野外に定着したものをいう。

アレチハナガサ
(クマツヅラ科)

アレチハナガサ |

アレチハナガサにとまるタテハチョウ
|