田のあぜ道や道端にごく普通に生えています。
茎は高さ50~100cmにもなります。
葉は、やや白味を帯びていて、長さ18~25cm、幅6~10㎝です。
花穂は、長さ18~30cm、先がゆるくたれて、2列に小さい穂がつきます。5~8の小さな花からできています。花期は5~7月です。
実の先にはノギとよばれる毛があり、地面に種が落ちてから土にもぐる役目をするのだそうです。
多年草です。
日本、中国、朝鮮に分布しています。
イネ科の植物は見分けるのがなかなかむずかしいです。
昔、このカモジグサの葉でひな人形のかもじ(髢)を作って遊んだことにちなんでつけられたとか。どうやって作るのでしょうね。お年寄りに聞いてやってみませんか?
(※かもじ…女性の髪にそえ加える髪の毛)
※外来種…人の手などによって外部、特に海外から日本国内に持ち込まれたり、荷物に混じって偶然にはいりこんだりした種。
※帰化種…外来種のうち、野外に定着したものをいう。

カモジグサ
(イネ科)
カモジグサ |
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