茎は高さ15~30cmくらいになります。へん平で、左右にせまいひれがあります。
葉は、細く、幅2~3㎜です。
茎の先についた2枚の苞葉の中から細い柄をのばして、その先に直径5㎜~1㎝くらいの花をつけます。
花は、むらさき色、白色、ピンクなどで、1日でしぼみます。花びらは先が6つに分かれていて平らに開きます。そのうち、3mmくらいの丸い実を結びます。
北米(特にアメリカ合衆国テキサス州のものが多いそうな…)原産の帰化種です。芝生の中によく生えます。川の土手なども多くみられます。明治時代に観賞用として輸入されたそうです。
一年草です。
ニワゼキショウの花言葉は、「繁栄」「豊かな感情」だそうです。
サトイモ科の草で水辺に生えるセキショウ(石菖)に似ていて、庭に生えるので『庭石菖』とついたらしいですが、ニワゼキショウは葉がずっと細くて全体が小型ですよね。
※外来種…人の手などによって外部、特に海外から日本国内に持ち込まれたり、荷物に混じって偶然にはいりこんだりした種。
※帰化種…外来種のうち、野外に定着したものをいう。

ニワゼキショウ
(アヤメ科)

ニワゼキショウの花 |

ニワゼキショウの実 |