カタバミに似ていますが、カタバミに比べると、茎に毛が多いです。
茎が立ち上がり、枝を放射状に伸ばすのが特徴です。
カタバミの茎は地表をはいますが、オッタチカタバミは地下茎が水平に伸び、そこから地上茎が縦に立ちます。このことからオッタチという名前がついたそうです。
葉は、ハート形の3枚複葉です。曇りや雨の日には閉じて、下を向きます。
花は、黄色の花びらで、5枚です。
果実は、円柱状で、中にたくさんの種を作ります。熟すとパチンと破裂して中の種を1mくらい飛ばします。
北米(アメリカやメキシコ・カナダなど)原産の帰化種です。1965年に京都府でみつかり、2000年代から急速に都市部を中心に増えてきています。道ばたや中央分離帯などでよく見かけます。川の土手でも増えています。
カタバミの花言葉は、『喜び』『輝く心』『母のやさしさ』だそうです。
オッタチカタバミの花言葉も同様で、『喜び』『心の輝き』だそうです。
※外来種…人の手などによって外部、特に海外から日本国内に持ち込まれたり、荷物に混じって偶然にはいりこんだりした種。
※帰化種…外来種のうち、野外に定着したものをいう。

オッタチカタバミ
(カタバミ科)

オッタチカタバミ |

オッタチカタバミの花

オッタチカタバミの果実
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