茎は、立つこともありますがが多くはややねています。茎の全面に細かい立った毛があります。
葉は、深い切れ込みがあります。
花は、直径8~13㎜の淡い黄色で、しぼむと赤黄色に変わります。
果実は、円柱形で長さ1.8~2.5cmで、中にたくさんの種が入っていて、熟すと果実の皮が破裂して種が一気に飛び出る仕組みになっています。種にはしわはありません。
コマツヨイグサの花言葉は、『物言わぬ恋』『ほのかな恋』などほかにもあるようです。
南米(チリ・ペルーなど)原産の帰化種です。川の土手などで多くみられます。
コマツヨイグサより少し大きい花をつけるマツヨイグサがあります。待宵草と書き、ヨイマチグサとも言われます。
花は夕方になって咲くので、宵を待つ草という名前になったそうです。1851年に日本に伝わり、観賞用で庭園に植えていたそうですが、各地に広く野生化し、帰化植物になったそうです。
※外来種…人の手などによって外部、特に海外から日本国内に持ち込まれたり、荷物に混じって偶然にはいりこんだりした種。
※帰化種…外来種のうち、野外に定着したものをいう。

コマツヨイグサ
(アカバナ科)

コマツヨイグサ |
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