【白川わくわくランド 寺子屋】

河川と人々のくらし②

『~白川流域の防災施設・阿蘇立野ダムの中に入ろう~
~南阿蘇鉄道に乗って南郷谷の湧水へ行こう~

参加者募集中!

 9月14日(土)
荒天等での延期日:9月21日(土)

 白川(しらかわ)黒川(くろかわ)は、根子岳(ねこだけ)山麓(さんろく)源流(げんりゅう)とし、数々(かずかず)神話(しんわ)阿蘇(あそ)風習(ふうしゅう)文化(ぶんか)(はぐく)んで阿蘇谷(あそだに)南郷谷(なんごうだに)悠々(ゆうゆう)(なが)れ、立野(たての)長陽大橋(ちょうようおおはし)直下(ちょっか)合流(ごうりゅう)します。阿蘇(あそ)カルデラを出て、熊本平野(くまもとへいや)へ流れ出る白川は、時にたいへんな水害をもたらします。
 カルデラの出口である立野(たての)に、去る3月、40年の歳月(さいげつ)をかけて『阿蘇立野(あそたての)ダム』が完成(かんせい)しました。このダムは日頃(ひごろ)は水を()めない、流水型(りゅうすいがた)と呼ばれるダムです。大雨が降ったときだけ、水を貯めて下流への水量を調節(ちょうせつ)する仕組みです。
 完成(かんせい)したばかりの『阿蘇立野(あそたての)ダム』。管理(かんり)をされている熊本河川(くまもとかせん)国道事務所(こくどうじむしょ)様のご協力(きょうりょく)のもと、今回、外観(がいかん)だけでなく、堤内(ていない)内部(ないぶ)にも入れていただくことができるようになりました。日頃(ひごろ)()ることができない監査廊(かんさろう)に入れていただき、ダムの下流側に出て本体を下から(なが)めることができます。
 また、熊本地震(じしん)からの復興(ふっこう)のシンボルとも言える『南阿蘇鉄道』に乗って、ゆっくりと雄大な南阿蘇の自然と土地の利用など車窓(しゃそう)から観察(かんさつ)しながら、カルデラ(おく)の『高森(たかもり)湧水(ゆうすい)トンネル公園』をめざします。そこでは、国鉄(こくてつ)時代に宮崎県延岡(みやざきけんのべおか)への線路(せんろ)拡大(かくだい)のためトンネル工事に着手(ちゃくしゅ)しますが、大きな水脈(すいみゃく)にあたり、()り進める工事を断念(だんねん)し、今は『高森湧水トンネル公園』として整備(せいび)され、(りょう)を求める人々や町おこしの場として利用されています。()き出る水は高森町の上水道(じょうすいどう)を支えています。9月中旬とは言え、まだまだ残暑(ざんしょ)(きび)しい折だと予想されますので、お楽しみください。
 今回の寺子屋は、ちょっと予算がかかります。昼食代に、南阿蘇鉄道乗車賃・湧水トンネル入場料と必要です。物価が上がっている中、すみません。

 みなさまのお申込をお待ちいたしております。
尚、年度当初の計画では、菊池市迫間川(はざまがわ)にある多目的ダム『竜門(りゅうもん)ダム』も訪問地に入れておりましたが、酷暑の折、ダム一帯で開催される、『ダムフェスタ』(菊池市主催)が9/14へ延期されたため、見学ができなくなりました。計画と異なりましたこと、お詫びいたします。
 


 貸切(かしきり)バス(マイクロバス)での移動(いどう)になります。新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)拡大防止対策(かくだいぼうしたいさく)(こう)じて開催(かいさい)いたします。
 参加(さんか)される(かた)は、 車内でのマスク着用(ちゃくよう)検温(けんおん)消毒等(しょうどくとう)にご協力(きょうりょく)ください。

 


     参加を希望の方は、お電話ファックスE-mailにてご連絡ください。お待ちしています。 
    コロナウィルス感染症対策のため、マスク着用の上ご参加くださいますようお願いいたします。。

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